2016年11月から着用している防寒ブルゾンは、表生地にはっ水、透湿の機能がある素材、中綿に軽くて保温性の高い機能綿を採用した。デザインは「長く着用されることを考え、流行などに左右されないように」(開発担当者)配慮し、シンプルで機能的に仕上がっている。
現場での使いやすさを考慮し、野帳やタブレット端末、携帯電話など現場の必需品の収納に対応したポケットを8カ所に設けた。ファスナーのつまみ部分にテープが付いており、手袋をしたまま楽に開閉できる工夫も。
デザイン面では本社がある東京・渋谷などの商業エリアでも違和感なく着用できるよう、メインカラーに品性のあるブルーを採用。内えりには汚れが目立ちにくい黒を配色した。
開発に当たっては試作を経て現場でモニタリングを実施するなど、試行錯誤を重ねた。当時の開発担当者によると「軽くて薄くても暖かい新素材の採用により、前回の30年前にデザインした従来品と比較して働きやすさが格段に向上した」という。現場の社員からは「寒がりの自分の強い味方となっており、冬場は毎日手放せない」と好評だ。
0 comments :
コメントを投稿