2020年1月10日金曜日

【3000人規模、東京本社など原則閉鎖】大和ハウス工業、五輪期間中に一斉テレワーク実施

 大和ハウス工業が今夏の五輪期間中、3000人規模で在宅勤務やテレワーク勤務を行う。対象は東京23区の事業所に勤務する社員。交通混雑緩和に貢献するほか、BCP(事業継続計画)対応の訓練も兼ねている。

 23区内にある東京本社・本店(東京都千代田区)、城東支社(東京都江戸川区)を五輪開催中の7月24日~8月9日の17日間、原則閉鎖する。在宅勤務を中心にサテライトオフィスや23区外の支店や出張所などの自社施設を利用。一部の競技が行われる千葉、神奈川、埼玉の3県にある事業所でもテレワークや時差通勤の実施を検討する。

 五輪開催中に実施される交通規制や、混雑による工事への影響が予想されるエリアでは、休工や作業時間を短縮する。資材搬入・搬出も調整し、スムーズな作業を後押しする。

 グループ会社が運営するリゾートホテルを使い、リゾート地などで休暇を兼ねて働く「ワーケーション」の実証実験も五輪期間中に実施。社員約20人が和歌山県日高郡みなべ町のホテルで過ごす。和歌山県は「ワーケーションの先進県」と言われているという。

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