サッカー関東1部リーグの「栃木シティフットボールクラブ(FC)」(栃木県栃木市、大栗崇司社長)は、栃木県栃木市の岩舟総合運動公園(三谷1038の1)内にサッカー専用スタジアムを建設する。
栃木市内で13日に地元説明会を開いた。設計はプランテック総合計画事務所が担当する。施工者は選定中。順調に進めば年度末にも着工し、10月中の完成を目指す。
建設予定地は同公園内の多目的広場。栃木シティFCは日本フットボールリーグ(JFL)に昇格した上で、将来的なJリーグ参入を目指している。参入条件を満たすために新スタジアムの整備が必要になる。
専用スタジアムには5129人分の観客席を設ける。J3に参入する場合、「5000席以上の確保」が要件の一つになる。ピッチは天然芝。観客席との距離は5メートルとし臨場感を確保する。2階建てのクラブハウスなども設ける予定だ。
専用スタジアムの設計と工事はクラブの最大のスポンサーである日本理化工業所(東京都品川区、大栗崇司社長)が発注する。建設費は10億~15億円を見込む。栃木シティFCの創立は2014年。現在は栃木市総合運動公園陸上競技場(川原田760)をホームグラウンドとしている。
地元の栃木市は17日の市議会で新スタジアムの計画を説明。建設予定地の使用許可を与える予定だ。市は建設費を負担しないが、地域活性化の観点から敷地の無償利用などを検討している。
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