サッカーJリーグのFC今治を運営する今治.夢スポーツ(愛媛県今治市)は、新しいホームスタジアム「里山スタジアム」の基本設計に今春から着手する。
設計は梓設計が担当。民設民営方式で、今治市高橋ふれあいの丘にある現スタジアムの隣接地に整備する計画。今治市議会が2019年12月に用地を無償貸与することを議決しており、早期の着工を目指す。FC今治は、今シーズンからJ3に昇格する。
里山スタジアムの整備事業を推進する主要メンバーとして、梓設計のほか、りんかい日産建設、四国通建、吉田進一氏らが参画している。梓設計は、企画・設計提案を行ってきた。規模や仕様など詳細は検討中。試合のない日でも幅広い世代の多くの人たちが集まる空間を創出する。
26日に同市内で行われたFC今治の新体制発表会で、今治.夢スポーツの岡田武史代表取締役会長は「目指すのは複合型スタジアム」と表明。学童保育、英会話教室、オフィスなどとして利用するプランも披露した。その上で「365日、人が集い、笑顔があふれる場所にしていく。コンクリートを流し入れて造った廃れていくだけのスタジアムではなく、自然に囲まれて人々が癒やされ、心のよりどころになるようなスタジアムを目指す」と意気込みを語った。
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