2020年1月30日木曜日

【2000席大ホールなど配置】福岡市拠点文化施設整備・須崎公園再整備PFI、日本管財ら6社グループに

福岡市拠点文化施設の完成イメージ
福岡市は、老朽化した市民会館の建て替えと公園の再整備を一体的にBTO(建設・移管・運営)方式のPFIで行う「福岡市拠点文化施設整備および須崎公園再整備事業」の一般競争入札(WTO対象)で日本管財を代表企業とするグループを落札者に決定した。落札価格は208億7140万2038円。市議会の議決を得て6月に契約を締結する。入札参加は1者だった。

 日本管財グループの代表企業以外の構成員は▽戸田建設▽JTBコミュニケーションデザイン▽九州林産▽占部建設▽照栄建設。協力企業として▽梓設計▽俊設計▽戸田芳樹風景計画▽サン・ライフ▽古賀緑地建設-が参画する。

 事業エリアは中央区天神5の6ほかの須崎公園内(市民会館約1・06ヘクタール、公園約2・96ヘクタール)。拠点文化施設の建設後、現市民会館を解体し敷地を公園として再整備する。

 拠点文化施設は約2000席の大ホールや約800席の中ホール、約150席の文化活動・交流ホール、リハーサル室・練習室などで構成。公園は水辺に開かれた公園として現在の面積を確保しつつ、まとまった整形な形状に再整備する。

 設計・建設期間は2026年3月まで。運営期間は39年3月まで。拠点文化施設と須崎公園エリアの再整備を行う1期は、24年1月に引き渡しを行い、同3月に供用する。

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