2020年1月30日木曜日

【8割進捗、3月21日供用開始】山手線原宿駅改良工事(東京都渋谷区)が終盤に

拡張工事が進む原宿駅表参道方面改札付近
(1月27日撮影、JR東日本提供)
JR東日本が進める山手線原宿駅(東京都渋谷区)の改良工事が終盤を迎えている。駅舎の新設や改札の拡張などを実施するプロジェクトは進捗(しんちょく)がおよそ8割に達した。施工は鉄建建設が担当している。3月21日の供用開始を予定している。

 新駅舎は線路とホーム上に設置する。建物は2層建て。駅業務施設、コンビニ、カフェなどの機能も配置する。

 既存コンコースを約3倍、トイレは約2倍に広げるとともに、表参道方面の改札も拡張し、混雑緩和につなげる。新たに3基の24人乗りエレベーターも設置。山手線外回りの新ホームとホームドアも整備する。

 東京五輪・パラリンピックの開催をにらみ、混雑緩和、利便性・快適性の向上を目的に工事を進めている。既存の駅舎は五輪後に解体し、現在の意匠を継承しながら建て替える方針だ。

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