高速道路の管制センターは、子どもの頃に見たウルトラ警備隊の基地のよう |
中日本高速道路名古屋支社は、リニューアルし4月28日から運用を開始している一宮道路管制センター(愛知県一宮市)の内部を12日、報道陣に公開した。1964年に設置された一宮道路管制センターは、東海地方の高速道路の交通管制や道路施設の制御を行っている。高速道路の延伸に合わせ改良を繰り返してきたが、新東名高速道路や新名神高速道路の開通を控え手狭となったためリニューアルした。
新センターの規模はS造5階建て延べ約5900平方メートル。今後の管理延長の増加を考慮しメーンモニターを大型化。交通管制用モニターは幅15・6メートル×高さ2・7メートル(旧モニターは幅8・3メートル×高さ2・1メートル)、施設制御用モニターは幅10メートル×高さ2・2メートル(幅6・8メートル×高さ3メートル)の規模を導入した。
南海トラフ巨大地震に備え震度7の地震にも耐えられる設計とし、川崎道路管制センター(川崎市)や金沢道路管制センター(金沢市)が被災した場合でも代替機能を果たすようソフトを更新した。設計はINA新建築研究所、施工は淺沼組が担当。
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