新設する東西線迂回路のイメージ |
◇東西線の混雑率はワーストクラス◇
全国の鉄道の中でも混雑率がワーストクラスの東西線の混雑緩和策の一環で、今回発注する工事ではラッシュ時の運行本数を増やすため、飯田橋駅~九段下駅間に列車の折り返し設備を整備する計画。工事区間には線路(営業線トンネル)の外側に張り出す形で既存の引き上げ線があり、同線を撤去して空いたスペースを活用して迂回路を新設する。設計はメトロ開発が担当した。
飯田橋工区(飯田橋1の8~同4の5)の工事規模は掘削7400立方メートル、コンクリート工作物の解体440立方メートル、コンクリート使用量2500立方メートル。工期は43カ月間。
九段下工区(同1の3~同1の4)の工事規模は掘削9700立方メートル、コンクリート工作物の解体510立方メートル、コンクリート使用量4600立方メートル。工期は47カ月間。
◇東京五輪目指し改良工事などに530億円◇
20年東京五輪までに、地下鉄の機能・サービス向上に重点的に取り組む東京メトロの「魅力発信プロジェクト」(14~20年度)では、今回の折り返し設備の整備を含めた東西線の安定輸送の関連施策に約530億円を投じる計画だ。
これはうめぇ!!
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