2015年5月13日水曜日

【熱中症をやっつけろ】日本気象協会が「熱中症ゼロへ」活動展開

記者発表に登場したおのののかさん(左端)ら
 日本気象協会(縄野克彦代表)は、15年の「『熱中症ゼロへ』プロジェクト」を開始した。気象情報を核に熱中症対策を積極的に呼び掛ける。イベントやセミナーを主催するほか、後援自治体・協力事業者との啓発活動を推進。ウェブサイトからも情報を発信していく。同プロジェクトは、熱中症にかかる人を減らし、亡くなる人をゼロにすることを目指して13年夏に発足。オフィシャルパートナー、後援自治体、協力団体と連携して活動を進める。
 12日に東京都内で開かれた発表会には、同協会の古市信道執行役員事業本部長代行や気象予報士の谷口聡一氏が出席。ゲストとしてタレントのルー大柴さんや、おのののかさん、医師の尾西芳子さんも加わって熱中症への注意を呼び掛けた=写真。
 古市事業本部長代行は「熱中症は正しい知識と行動で防ぐことができる。これからも情報を積極的に発信し、熱中症ゼロを目指す」と述べた。
 谷口氏は「熱中症は、5月の暑い日や梅雨の晴れ間、梅雨明け、盆、盆明けに増加するので、その期間は特に注意が必要だ。対策として水分を意識的に取ることやエアコンの活用、休憩をこまめにとることが大事」と強調した。

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