右がノーマルタイプ、左はトンネル工事用のヘルメット |
デザインの変更に伴い、機能性も一段と向上させた。従来の発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーに代え、ヘルメット内部の空間を広く確保できるタニザワ製のブロックライナーを装備。通気孔を設けたことで、熱が逃げて涼しくなり、熱中症対策としても有効という。
前面に青色の透明ひさしを付け、広い視野を確保しながら紫外線をカットできる。ひさし周縁部の溝は雨天時の雨だれを防ぐ効果があり、側面からの防護性も高めた。
これまで現場ごとに異なっていたJVスポンサー用のヘルメットもデザインを統一。JV用、トンネル工事用含む1400個を全国の現場などに支給した。
安全担当役員の安藤保雄取締役兼執行役員副社長を委員長とする社内ヘルメット選考委員会を設置し、昨年12月から検討を進めてきた。本多雅之安全環境部長は「デザインは最終的に10案から絞り込んだ。作業服とのコーディネートに気を配り、名刺に記載されているデザインとの統一性も図った」と話している。
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