2015年10月6日火曜日

【とび職人ってすごいんだよ】鳶-1グランプリin越谷で職人の技を披露

ちびっこ鳶、登場なり!!
 とび職人の仕事を広く市民にアピールし、業界の地位向上を目指すイベント「鳶(とび)-1グランプリin越谷」が4日、埼玉県越谷市の越谷市役所駐車場で開かれた。主催はとび工事業の平尾化建(大阪府茨木市)が事務局を務める鳶-1グランプリin越谷実行委員会。越谷市と東武鉄道が協賛した。

 建物を建設する際、足場は不可欠だが、足場を組むとび職人は減少と高齢化が進んでいる。とび職人の有効求人倍率は7倍とも推計されており、仕事があるにもかかわらず、職人不足が深刻で、技術継承も危ぶまれている。

 平尾栄助平尾化建代表取締役専務はイベント開催のきっかけについて、「若手のとび職人が集まらず、大変苦慮している。そこでどのような仕事であるのかを広くアピールするため、今年3月佐賀県みやき町で初の鳶-1グランプリを開催。第2回を千葉県八千代市で5月に開いた。1、2回は複数企業による足場の競技大会が主な内容だったが、今回は越谷市の協賛も得たことからより市民向けのPRを中心にした」と語った。

 鳶-1グランプリin越谷では、主に子どもたちを対象にした仮設足場体験、とび装束を着た無料撮影会、地元の阿波踊りや、消防出初式などの各種イベントが行われた。

 とび職人のことをもっと知りたい!!、という方は現場作業員向けサイト「鳶人」にアクセスを。

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