有明アリーナの完成イメージ (15年10月時点、提供:東京都) |
都は、2020年東京五輪のバレーボール・車いすバスケットボール会場となる「有明アリーナ」(江東区有明1)の管理・運営で、コンセッション(公共施設等運営権)方式の導入を検討している。
委託業務では民間事業者へのヒアリング、コンセッション方式の実施方針条例案・実施方針案の作成、運営権対価の試算、事業者の募集、検討委員会の開催などの支援を任せる。履行期限は18年3月30日。
有明アリーナの施設規模はRC一部SRC・S造5階建て延べ4万7300平方メートル。メインアリーナには約1万5000席(仮設席含む)の観客席を確保する。竹中工務店・東光電気工事・朝日工業社・高砂熱学工業JVが本体工事を進めている。
都は17年度中にコンセッション方式の実施方針を策定し、18年度に事業者の公募・選定・契約締結を行う方針だ。五輪後の施設はアーティストのコンサートやスポーツイベントの会場としても活用し、収益向上を図る。
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