森ビルがJ・フロントリテイリング、L Real Estate、住友商事の3社と共同で東京・銀座に開発した複合施設「GINZA SIX」が20日に開業した。
同日、現地で開業を記念するセレモニーを開き、辻慎吾森ビル社長をはじめ関係者や矢田美英東京都中央区長がテープカットを行い、施設の華々しい門出を祝った。商業施設の初年度の来場者数は2000万人を目標としている。
20日朝には、開業を待ちわびる約2500人の客がGINZA SIXの外に列をつくったため、開業時刻を予定より10分繰り上げて対応した。
GINZA SIXは、銀座六丁目10地区市街地再開発組合(茶村俊一理事長)の施行による第1種市街地再開発事業で整備された。
所在地は松坂屋銀座店跡地を含む敷地(中央区銀座6の10の1、施工区域面積1・4ヘクタール、敷地面積9080平方メートル)。
建物の規模はS・RC・SRC造地下6階地上13階建て延べ14万8700平方メートル。商業施設やオフィスに加え、文化・交流施設の「観世能楽堂」、屋上庭園などを配置した。商業施設には世界的に有名なブランドなど241店舗が出店する。
設計は鹿島・谷口建築設計研究所JV、外装意匠統括は谷口建築設計研究所、施工は鹿島がそれぞれ担当した。
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