長大が女性の活躍を促進するためのプロジェクトチームを発足させた。
女性の活躍を後押しする研修や啓発の推進が目的で、女性社員全130人がメンバー。プロジェクトを通じ女性社員のニーズを吸い上げる。同時に女性社員が自らの新しい可能性に気付き、考え、行動することを目指す。
プロジェクトの成果は10月にスタートする来期の施策に反映させていく。
同社は「新たな人事施策を考える委員会」を15年に設置し、2年にわたり長時間労働の解消、女性活躍促進、介護支援、高齢者雇用などの施策を検討してきた。来年3月に創立50周年を迎える今期は「働き方改革元年」と位置付け、働き方改革推進室を設置するなど体制を強化している。
女性活躍促進に向けては、女性活躍推進法に基づく自主行動計画を昨年4月に始動。より実効性のある内容とするため、「女性の活躍促進プロジェクトチーム」を立ち上げた。
同社のコーポレートロゴの「C」と「C」で始まるキーワード(コミュニケーション・チェンジ・チャレンジ・キャリア・チョイス・キャッチ・コンティニュー)から、プロジェクトは「7Cプロジェクト」と命名した。
永冶泰司社長が各本部から10人の女性リーダーを選定。25日に東京都中央区の本社でリーダーが集うキックオフミーティングを開いた。「プロジェクトは出発点」「一人一人がロールモデルになるという自負を持って取り組みたい」「取り組みが男性社員にも伝わり、当たり前のこととなり、近い将来、プロジェクトを解散する時がくる」などの意見が上がった。
今後は、全女性社員が集う交流会や女性社員を対象としたライフプランセミナーなどを企画していく。次回のリーダー会議は5月24日に開催する予定だ。
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