横浜・中華街の老舗中華料理店「重慶飯店」(横浜市中区、李宏道社長)が本館を建て替える。
2020年東京五輪などを契機にした将来的な集客増を見据えた戦略。新たな建物は7階建て延べ1145平方メートルの規模で、設計・施工は大和ハウス工業が担当。今月から約1年半休業し、7月にも着工、18年秋のリニューアルオープンを目指す。
総工費は約7億5000万円。最上階には貴賓室として中華街で最大級となる直径3メートルの円卓を24人で囲む個室を備える予定だ。
計画名称は「重慶飯店本館建替計画」。計画地は中区山下町164。敷地面積は241平方メートル。
本館は1959年に開店。本館の建て替えは創業以来初となる。新店舗のデザインコンセプトは「継承」。これまで受け継がれてきた伝統をつなぎ、新たな重慶飯店を表現するという。新本館は1階が売店、2~3階がレストラン、4階が厨房、5~7階が宴会場。席数は従来より120席多い250席とする予定。
重慶飯店は四川料理の老舗として横浜中華街にレストラン4店舗、売店4店舗を構え、ほかに東京、名古屋、千葉、岡山などにも店舗を展開している。
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