間もなく5月の大型連休。プレミアムフライデーの4月28日と5月1、2日を休めば10連休(4月28日~5月7日)になる今年の暦。旅行やレジャーの計画を立てている人も多いだろう▼JTBが先日発表したゴールデンウイーク(GW)の旅行動向予測によると、期間中の旅行者総数は2360万人。うち59・5万人が海外に出掛ける見通しという▼そもそもGWの呼び名が定着したのは1950年代初め。お正月やお盆休み以外の時期に観客を増やしたかったある映画会社が宣伝用語として編み出し、定着した和製英語という。大型連休といっても誰もが長い休みを謳歌(おうか)できるわけではない▼サービス業は書き入れ時だし、休みの時期を狙ってオフィスや工場がリニューアル工事に入るケースも多く、建設業でも仕事という人は少なくないと聞く。新年度が始まって間もないこの時期、長い休みで緊張が解け、反動で勉強や仕事の意欲が減退する「5月病」も心配だ▼働き方改革が叫ばれ、労働時間の短縮や職場環境の改善が注目される中で迎える今年のGW。暦通りの方もそうでない方も、充実した時間を過ごせますよう。
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