◇「こだわり」に高品質で応える◇
中学3年の時、学校で就職体験の機会があり、東京電力で職場見学をした。その際に女性技術者がIH(電磁調理器)を開発したと知り感激。「将来は技術者としてみんなの生活に関わる仕事がしたい」と思い、電気技術者を目指すようになった。その後、高専へ進学。電気電子コースで電気についての基礎知識を身に付けた。
就職先も、迷わず電気技術者として活躍できるところを選択。その時に「ネットワーク構築の仕事をしていた母から日本電設工業は品質が高いと聞いて採用試験に臨んだ」と振り返る。最初に配属されたのは東京・練馬の複合施設の現場。安全管理とテナント一つを任された。「先輩に教えてもらいながら施工図を書いたり多くの経験をさせてもらった」。
現在は東京・虎ノ門の現場で活躍している。入社6年目を迎え、できることも多くなったが、「空調衛生、電気、建築の三つを合わせた時の収まり具合やバランスが一番難しい。加えてスイッチやコンセントの位置や種類にこだわりをもつお客さんも多い。その要望に応えながら、高い品質で施工することに最善を尽くしている」という。
実行予算や見積もりなども勉強し、一人で何でもできるようになることが今の目標。「出産や結婚をしても現場で活躍し続けたい。将来は管理職として安全管理や品質管理に携わっていきたい」と夢を描く。
(営業統括本部東京支店工事第一部工事第二グループ工事第三課、みながわ・あゆ)
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