東京・江戸川区は『魔女の宅急便』などの原作者で児童文学作家の角野栄子氏をたたえる「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」を建設する。
角野氏の作品の世界観をイメージした、子どもたちが自由に本を楽しめる施設を目指す。開設は2022年度後半を予定している。
11日に区内で基本構想を説明する会見を開き、斉藤猛江戸川区長と角野氏が出席した。斉藤区長は「角野氏の世界観や功績を発信する場として、子どもたちには豊かな想像力をはぐくんでほしい」と語った。角野氏は「自由に本に接することができる、子どもたちがわくわくするような施設にしたい」と話した。
建設地はなぎさ公園(南葛西7の3の1)内の敷地約800m2。施設には角野氏の受賞歴を紹介するコーナー、魔女の宅急便の世界観を表現したエリアなどを設ける。施設整備に併せ公園内の遊具改修なども実施する。10月下旬に建築、展示、造園の設計を担う設計グループを決める公募型プロポーザルを公告する予定だ。
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