JR東日本は、品川駅(東京都港区)の線路切り替え工事を11月15日の終電後から17日の始発まで行う。
山手線の新駅となる高輪ゲートウェイ駅の整備に関連する工事で、11月16日には山手線の一部区間を運休する。山手線の運転を見合わせた上で行う工事はJR東日本の発足以降で初めて。
品川駅は1・2番線のホームを使用している山手線(内・外回り)と、3番線を使用している京浜東北線・大宮方面の線路を切り替える。4番線を京浜東北線・大宮方面のホームとし、3番線は使用を停止する。山手線は内回り、外回りとも高輪ゲートウェイ駅に至る新線に接続させる。使用しない線路の撤去など17日以降に行う工事がある。
高輪ゲートウェイ駅の開業は2020年春ころの予定。品川駅は22年ころに3、4番線のホームを拡幅し、山手線・外回りと京浜東北線・大宮方面が同じホームで乗り換えられるようにする。1番線は山手線・内回りの専用ホームにする計画となっている。
品川駅の線路切り替え工事では、11月16日の始発から午後4時まで山手線の大崎~東京~上野間、京浜東北線の品川~田町間が運休となり、一部区間が折り返し運転となる。上野東京ラインの増発、他社線への振り替え輸送なども実施する。
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