世界からメディアが集まるMPCに設けた「2020復興ブース」(ⓒTokyo2020) |
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(橋本聖子会長)は、報道関係者の取材拠点となるメインプレスセンター(MPC、東京都江東区)に「東京2020復興ブース」を開設した。東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県が歩んできた復興の道のりや地域の魅力を発信する。ブースに「奇跡の一本松」(岩手県陸前高田市)など、復興を象徴する写真をレイアウトしている。
ブースは復興庁と東京都が共同で設置した。復興が進む被災3県の姿や世界各国からの支援に対する感謝のメッセージなどを、スライドショーや動画で紹介する。被災者が震災の記憶や経験などを伝えるプレスブリーフィングも開く。組織委によると、MPCは大会期間中に約200の国・地域から約2000媒体、約5400人のメディアが訪れる予定という。
開設に当たり、橋本会長は「都や政府とともに取り組んできた復興の取り組みを改めて知ってもらいたい」とコメントした。
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