東急は渋谷駅東側に15日オープンする歩行者デッキ「渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキ」を報道陣に公開した。商業施設「渋谷ヒカリエ」の3、4階部分と宮益坂の間に新たな歩行者空間を創出する。
デッキは東京メトロ銀座線の線路上部スペースに整備した。渋谷駅方面から表参道・青山方面に伸びる全長約190mの歩行者空間で、面積は約3020m2。設計は日建設計と東急設計コンサルタント。東急建設と大成建設が施工した。
歩道に平行する形で植栽を施し憩いと潤いのある空間を提供する。デッキの西端部では日没後に舞台照明やスピーカーを使った演出を行う。イベントスペースとしての活用も視野にいれている。東急は「鉄道の上部で工事時間が限られていた。銀座線の土木工事と調整しながら、工程に影響が出ないように進めた」という。
デッキは渋谷駅の東西をつなぐ歩行者動線「スカイウェイ」の一部になる。将来的に2027年度に開業予定の「渋谷スクランブルスクエア第II期」の中央棟・西棟と接続。駅西側の複合商業施設「渋谷マークシティ」を経由し駅の東西をスムーズに移動できるようになる。
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