2021年7月5日月曜日

【回転窓】eスポーツで五輪出場!?

  ゲームでの対戦をスポーツ競技として捉える「eスポーツ」。パソコンや家庭用ゲーム機、スマートフォンなどで参加でき、身近なものになりつつある▼先月末にはeスポーツ専用ジムが東京メトロ南北線赤羽岩淵駅にオープンし、初心者でも気軽に楽しめ、上級者が真剣にトレーニングできる新たなサービスが始まった。競技人口は現在、数億人とも言われ、世界中で拡大の一途をたどっている▼国際オリンピック委員会(IOC)がeスポーツを東京五輪・パラリンピック大会のバーチャルシリーズとして開催する。eスポーツが五輪の公式イベントで扱われるのは初めて。これはIOCがゲームをスポーツの一種だと認めたことにほかならない▼年齢や体格を問わず誰もがeスポーツで五輪選手になれる可能性がある。「ゲームは遊び」「身体を動かすのがスポーツ」といった価値観を持ち続けていると夢の大舞台の出場機会を逃してしまう▼建設業界も「DX(デジタルトランスフォーメーション)」「デジタルツイン」など新たな価値創造の過程にある。慣れない横文字に戸惑うこともあるが柔軟な思考で好機をつかまねば。

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