緑化プロジェクトのイメージ(報道発表資料から) |
大丸有エリアマネジメント協会と大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、三菱地所の3者は、東京都千代田区にある「丸の内仲通り」の活用で実証実験を実施する。8月から通りを一時的に緑化し、歩行者空間として活用する「Marunouchi Street Park」プロジェクトを開催。緑化による人流の変化などを分析し今後の活用方法を検討する。
プロジェクトの実施期間は8月2日~9月12日。丸の内仲通りの車道部分に天然芝を敷き、公園空間を創出する。人流などを計測し歩行者に開かれた「人中心の道路」の実現策を検証していく。
実証実験では、緑化による気温の改善効果などを検証。来街者の特徴や人数、歩行速度、行動などもカメラで計測する。就業者にはコロナ禍で需要の高まった屋外空間での作業に協力してもらい、屋外作業の生産性や快適性などを検証する。
10~30分後の気象情報を配信する「豪雨直前予測」技術を活用した実験も実施する。イベント運営者は雨から機材を保護する手法の効率化や、雨が上がるタイミングでにぎわいを回復させるプログラムなどを検証。降雨予測を知った来街者の行動の変化なども分析する。
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