2021年12月17日金曜日

【トンネル外径、国内最大級の15.8m】関東整備局ら、外環道都内区間のトンネル内部公開


  国土交通省関東地方整備局と東日本、中日本両高速道路会社は16日、東京外かく環状道路(外環道)都内区間のシールドトンネル内部を報道陣に公開した。「東京外かく環状道路本線トンネル(南行)東名北工事」を鹿島・前田建設・三井住友建設・鉄建建設・西武建設JVが施工している。

 公開したのは東名高速接続地点(東京都世田谷区)近くの立坑から床版施工が完了している約3・4キロ先地点(東京都調布市)まで。工事の施工延長は約9・1キロ。シールドトンネル本体工9155メートル、横連絡坑8カ所などを施工している。工事費(税込み)は約1525億円。シールドトンネルの外径は国内最大級の15・8メートルに達する。

 外環道都内区間は2020年10月に起きた陥没事故を受け掘削工事を停止している。地元の要望を受け10、11日に住民向けの視察会を開催。16日は同じ内容で報道陣に内部を公開した。

 陥没事故後、シールドマシンは発進位置から4427メートルの東京都調布市つつじケ丘2付近で停止している。東日本高速会社は、地表部が陥没した地点を含むシールド先端から約220メートルの範囲で地盤補修を実施する方針を示している。

1 件のコメント :

  1. 外環道の東名と中央と関越は拝島を通る高速道路の分岐を準備しないというのは分岐付近以外では建設実態がなく工事現場では分岐付近以外では他所での陥没を理由にして工事していない建設業者が建設予算を架空請求している。

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