2021年12月9日木曜日

【純金小判に思い出も刻んで…】小田急百貨店、新宿店本館デザインの小判販売

販売する純金小判(報道発表資料から)

  建築家・坂倉準三(1901~69年)の代表作の一つ「小田急百貨店新宿店本館」(東京都新宿区)の外観デザインが純金小判に刻まれる!? 小田急百貨店は新宿駅西口地区開発計画に伴い、2022年9月末で新宿店本館の営業を終える。お客の手元に記憶として残るよう新宿店本館の外観をデザインした小判を製作。新宿店本館と町田店の宝飾売り場で販売している。

 1967年11月に全面開業した新宿店本館は、小田急線と丸ノ内線の2棟の駅ビルの外観を同一パネルで統一した商業建築。西口広場と一体となったデザインは、巨匠ル・コルビュジエ(1887~1965年)に師事し数々のモダニズム建築を残した坂倉の手による。新宿駅西口の象徴的な建物として50年以上にわたり副都心開発を見守ってきたが、再開発に伴い解体されることになった。

 「小田急百貨店新宿店本館記念小判」は純金で重さ20g。サイズは横約31mm、縦約54mm。価格(税込み)は27万5000円。

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