メインビジョンは国内最大級の大きさになる(竹中工務店提供) |
読売新聞グループ本社と読売巨人軍、東京ドーム、三井不動産の4社は東京ドームで過去最大規模のリニューアルを行う。国内最大級のメインビジョン新設や観客席の整備などを推進。完全キャッシュレス化などのDX(デジタルトランスフォーメーション)も進める。2022年3月に開催するオープン戦からの稼働を目指す。
メインビジョンは国内スタジアムで最大規模のフルカラーLEDに改修する。現在の238平方メートルに対し約4・4倍となる1050平方メートルの規模になる。ライト側とレフト側の外野フェンス上部にも、フルカラーLEDのリボンビジョンを設置する。横幅は2面合計で約107メートル。メインビジョンと連携した映像演出を行う。
コロナ禍で増加したグループ観戦のニーズに対応するため、ボックス型やベンチソファ型などのグループ席を400席新設する。3階にあるバルコニー席「プレミアムラウンジ」や個室席「スイートエリア」も座席などを更新し、高級感を高める。
場内の全売店やチケットカウンターの完全キャッシュレス化も促進。現金の受け渡しを省くことで感染対策の強化や、対応時間の短縮につなげる。工事の設計・施工は一部客席を除き竹中工務店が担当。プレミアムラウンジとスイートエリアの設計・施工は三井デザインテックが担う。
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