2021年12月15日水曜日

【ビューンとひと滑り】通天閣(大阪市浪速区)に全長60mのスライダー設置へ

 

スライダーの設置イメージ(通天閣観光提供)

 大阪市の観光名所「通天閣」を運営する通天閣観光(高井隆光社長)と竹中工務店、タンデム(今西健兒社長)は13日、通天閣に全長60メートル、傾斜約30度の滑り台「タワースライダー」を設置する工事に着手したと発表した。2022年のゴールデンウイークごろの完成を予定。設計・施工は竹中工務店、スライダー本体はタンデムがそれぞれ担当する。

 滑り台は地上22メートルの通天閣3階からエレベーター塔の外周を1回転半して地下1階まで約10秒で一気に滑り降りる。高低差は約27メートルあり、透明のステンレス製チューブを使用することで、通天閣を見上げながら滑降ができる。地震時にも対応する免震型を採用する。同社では「コロナ禍で冷え切った周辺地域の経済回復の起爆剤にしたい。大阪観光をけん引したい」としている。

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