2021年12月21日火曜日

【三陸沿岸道路が全線開通】仙台~八戸間359km、復興の象徴が完成

 

 「命の道」を教訓に東日本大震災の復興道路として国が整備してきた三陸沿岸道路が18日に全線開通した。未開通区間だった岩手県普代~久慈IC間(延長25km)が通行可能になり、青森県八戸市と仙台市を結ぶ総延長359kmの高規格道路が完成した。

 震災復興のリーディングプロジェクトとして整備していた総延長570kmの「復興道路・復興支援道路」が全て完成。未曽有の被害から10年9カ月を経て地域の悲願が達成された。

 久慈市民体育館で行われた開通式典で斉藤鉄夫国土交通相は「三陸沿岸地域を通る大動脈が全線開通し、全国の高速道路ネットワークでつながる。生活や経済を支える復興を力強く支援する」と語った。 

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