2016年8月3日水曜日

【愛知・長久手に国内9店目】イケア・ジャパン、新店舗建設に着手

 イケア・ジャパンが2日、愛知県長久手市で国内9店舗目となる「IKEA長久手(仮称)」の建設に着手した。東海地方初出店で、17年秋開業を目指す。

 設計・施工は矢作建設工業が担当する。建設地は、リニモ公園西駅に隣接した4万8129平方メートル。S造2階建ての店舗棟、同3階建ての駐車場棟など総延べ5万7294平方メートルの建物を配置する。

 店舗の売り場面積は約2万平方メートル。デザインと機能性を備えた大型家具、寝具・インテリア用品、食器・家庭用品など約9500点をそろえ、約750席のレストランも設ける。駐車場の収容台数は約1450台。

 サステナビリティーに配慮し、小売業では中部地方最大規模の地中熱利用設備、1・3メガワットの太陽光発電設備を備え、再生可能エネルギーを積極的に取り込むのも特徴。周辺環境に合わせた緑化も計画している。

 同日の会見でミリア・ヴィーナネン副社長(写真㊧)とピーター・ハイネルストアマネジャーは「優れたアクセスに注目し、出店を決めた。環境に優しく、地域に期待される店舗にしたい」と話した。


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