宇都宮市は5日、芳賀町らと進めている次世代型路面電車(LRT)整備事業の初弾として、「(仮称)鬼怒川橋梁工事」など3件の事後審査型制限付き一般競争入札を公告した。
鬼怒川橋梁工事は総合評価方式を適用し、2分割で発注する。市は5月にLRT事業の起工式を開く予定だ。
公告したのは▽(仮称)鬼怒川橋梁工事(分割1号)▽同(分割2号)▽道路改良工事-の3件。鬼怒川橋梁の2件は、20日まで参加申請を受け付ける。開札は5月11日。工期は1140日間。
鬼怒川橋梁の延長は約640メートルで、下平出町と竹下町を結ぶ。下平出町側が分割1号、竹下町側が分割2号となる。工事概要は両案件とも上部工(PC連続箱桁)一式、下部工(ニューマチックケーソン)4基。道路改良工事は17~19日に入札書の提出を受け付け、20日に開札する。
設計は中央復建コンサルタンツ・富貴沢建設コンサルタンツ・ダイミック・パシフィックコンサルタンツ・トーニチコンサルタント・日本交通計画協会JVが担当。道路改良工事の設計にはピーシーレールウェイコンサルタントも参画している。市は本年度、車両基地の工事も発注する方針。現時点で発注予定の詳細は明らかにしていない。
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