関西エアポートが20年のグランドオープンを目指す大阪国際(伊丹)空港ターミナル改修プロジェクト(大阪府豊中市)のうち、店舗などが入る中央エリアが18日、先行オープンした。
全面改装された商業施設は多くの買い物客らでにぎわい、オープンを祝って書道家の青柳美扇さんによる書道ライブパフォーマンスも行われた。
伊丹空港の大規模改修は約50年ぶり。中央エリアでは、これまで南北1階に2カ所あった到着口を中央2階に集約し、モノレール駅やバス・タクシー乗り場へスムーズにアクセスできる動線を確保した。全面改装された商業施設には飲食・物販など計30店舗が新規出店。展望デッキのある屋上エリアも拡大し、遊戯施設や家族で楽しめるイベントエリアなどを設けた。改修工事の基本・実施設計を安井建築設計事務所、施工を大林組が担当した。
18日午前10時から、先行オープンを記念して中央エリア2階到着口前で書道家の青柳さんが書道ライブパフォーマンスを行った。
多くの観客が見守る中、「空に大きく羽ばたく」「空港のさらなる発展」をイメージした「翔」の漢字を力強く書き上げ、「私も大阪の出身で、本当にきれいになった大阪国際空港を誇りに思う。皆さんもどんどん空港を利用して下さい」と話した。
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