国土交通省官房官庁営繕部は26日、「赤坂迎賓館前公園施設(仮称)新築(18)建築その他工事」の一般競争入札(WTO対象)を公告した。
東京・赤坂の迎賓館を訪れる観光客が憩うカフェなどの機能を持つ施設を建設する。技術提案評価型S型とう施工体制確認型の総合評価方式、1次審査(申請書)とを採用する。
申請書は5月21日まで、技術提案書は6月1日から7月7日まで電子入札システムか管理課契約第二係への持参で受け付ける。入札書を7月27日まで受け付け、同日に開札する。
入札には建築工事の経営事項評価点数が1200点以上の単体企業が参加できる。所定の施工実績も求める。
建設地は迎賓館の正門前にある若葉東公園(新宿区四谷1の12の11地先)の西側のエリア2534平方メートル。同施設の規模はRC一部S造地下1階地上1階建て延べ1169平方メートル。カフェや休憩スペース、トイレなどの機能を持たせる。迎賓館と公園の景観に配慮し、面積の大半を地下に配分している。工事では建築、電気・機械設備、造園、外構の整備などを行う。工期は20年3月19日まで。2020年東京五輪までの開業を目指している。基本・実施設計と積算は柳澤孝彦タック建築研究所が担当した。
迎賓館は16年4月から通年で一般公開を開始。1日平均約4500人の観光客が訪れているが、周辺に飲食を含めた商業施設がないことから、休憩ができる施設の整備を求められていた。
0 comments :
コメントを投稿