国立土木工学大学(NUCE)と埼玉大学は、19日にハノイ市内のNUCEで共同研究の拠点となる事務所の開所式を開いた。
両者は、科学技術振興機構(JST)と国際協力機構(JICA)が共同で実施している地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)の枠組みで、建設廃棄物の適正管理と建廃リサイクル資材を活用した環境浄化・インフラ整備技術の開発を行う。事業期間は18年2月から23年2月までの5年間。
建設廃棄物の適正な処理とリサイクルは、ベトナムで緊急に解決が必要な課題とされる。今回のプロジェクトは、学術的な意義に加え、中央・地方の政府機関が日本の知見を学び、技術指針を策定することなどにも役立つと期待される。
(セイ・ズン、4月21日)
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