最近2年間にサムスン物産など10大建設会社だけで2500人の雇用が消えたことが判明した。10社の昨年末の正規職員数は計3万7357人。2年前の15年末より2455人減少した。1社がこの2年で空中分解したことに匹敵する。
最も減少したのは国内1位のサムスン物産建設部門で、2年間に1807人が会社を離れた。同社は、海外部門損失などの累積で、15年から3四半期連続して建設部門が赤字を出した。そのため、希望退職を通じて組織のスリム化を持続的に推進。同期間中に建設部門の売り上げは8.2%減少した。
ほかにも現代建設(125人減)、大宇建設(178人減)、GS建設(444人減)、現代産業開発(52人減)、SK建設(380人減)の6社が職員を減らした。一方、大林産業、ポスコ建設、現代エンジニアリング、ロッテ建設は職員数が増加した。
最近2~3年間の住宅市場好況のおかげで、かろうじて売り上げ規模は維持したが、全体的な市場萎縮まで防げなかった。
(CNEWS、4月5日)
0 comments :
コメントを投稿