2018年4月27日金曜日

【委員に星野リゾート社長ら】環境省、国立公園内の宿泊施設開発の在り方議論

環境省は26日、国立公園での宿泊施設の開発や経営の在り方を考える有識者検討会を立ち上げると発表した。

 約1年前から観光資源化を打ち出している国立公園でのホテルや旅館の開発促進に向け、自然保護との調和や経営手法の多角化といった観点から具体策を議論してもらう。検討会の意見を踏まえ、19年度予算概算要求での事業化や制度設計に反映させる。

 「国立公園の宿舎事業の在り方に関する検討会」の初会合は5月8日に東京都内で開く。6月に開く2回目の会合で意見をまとめてもらう。座長には涌井史郎東京都市大環境学部特別教授が就く。

 涌井座長を除く検討会委員は次の各氏(かっこ内は肩書)。

 ▽雀部優(三井不動産ホテル・リゾート本部ホテル・リゾート本部長補佐)▽沢柳知彦(立教大大学院ビジネスデザイン研究科特任教授)▽せきねきょうこ(ホテルジャーナリスト)▽下村彰男(東大大学院農学生命科学研究科教授)▽高田洋平(高田法律事務所弁護士)▽星野佳路(星野リゾート社長)▽吉田正人(筑波大大学院人間総合科学研究科教授)。

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