海外建設受注事業が加速力を失っている。海外建設協会によると、第1四半期(1~3月)は大型プロジェクト受注が相次ぎ、昨年より約10日早く100億ドルを超えたが、第2四半期(4~6月)に停滞した。
協会関係者は、加速力を失った背景として「さまざまな理由のうちプラント部門の受注が急減して、こうした結果がもたらされた」とする。
プラント商品のうち発電所、精油工場、化学工場の輸出実績が昨年と比較して低調な状態だ。このうち発電所の受注実績は、昨年4月11日までに60億ドル以上を記録したが、今年はまだ1億ドルに至っていない。精油工場と化学工場も、同様の傾向。さらに、土木部門では道路と上水道、建築部門では業務施設と学校施設の受注が振るわなかった。
海外受注を拡大するために、投資開発型事業を発掘する必要性を強調する声が大きくなっている。
(CNEWS、4月12日)
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