2018年4月17日火曜日

【県の要請受け土砂を撤去】箱根・乙女トンネル土砂崩れ、復旧に山季建設が出動

 15日の早朝、神奈川県西部地域を襲った大雨の影響で、神奈川県箱根町と静岡県御殿場市を結ぶ国道138号乙女トンネル箱根側坑口で約20メートルにわたり土砂崩れが発生し、通行止めになった。

 神奈川県の要請を受け湘南建設業協会会員の山季建設が道路復旧に出動。懸命の作業で午後には通行止めが解除された。

 1時間当たり最大35ミリの雨が降り同日午前7時30分に坑口付近ののり面が崩壊、道路上に土砂が流出した。午前8時に県の小田原土木センターが山季建設に対応を要請。同社はペイローダー、バックホウなど重機3台と作業員7人を緊急出動させ、土砂の撤去作業などに当たった。警察によると土砂崩れによる人や建物への被害はなかった。

 神奈川県箱根地区では3月の降雪時にも湘南建設業協会が除雪作業に出動した。三浦組、箱根建設、三和建設、勝俣組の4社から約50人が出動。箱根地区の国道1号、138号など13路線、計95・6キロの除雪に従事した。

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