数千~数万人を収容するスタジアムやアリーナを整備する計画・構想が全国で60件以上あることが17日、スポーツ庁の調査で明らかになった。政府は2025年までに「稼げる」視点を重視した多機能型・複合型のスタジアムやアリーナを全国に計20カ所整備する目標を掲げている。現行の計62件の計画・構想は政府目標の有力候補になる。
三重県サッカー協会が検討しているスタジアム構想のイメージ (四日市市案、提供:三重県サッカー協会) |
調査結果を見ると、3月1日時点で新築や建て替え、改修によるスタジアムやアリーナの整備計画・構想は全国に計62件ある。内訳はスタジアム39件、アリーナ23件。合わせて50件程度が構想段階にある一方、▽ゼビオアリーナ八戸(青森県八戸市)▽横浜スタジアム(横浜市中区)▽横浜文化体育館(同)▽京都スタジアム(京都府亀岡市)▽沖縄市多目的アリーナ(沖縄県沖縄市)-など一部の計画は、既に設計や工事に着手している。計62件の総事業費は明らかになっていない。
沖縄市多目的アリーナ施設の完成イメージ (実施設計段階、提供:沖縄県沖縄市) |
新しい横浜文化体育館のメインアリーナ完成イメージ (提供:横浜市) |
桜スタジアムの完成イメージ (ⓒ 2016桜スタジアム建設募金団体) |
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