茨城県建設業協会(石津健光会長)は現場の週休2日制を後押しするため、6月から毎月第2土曜日を「県内公共工事一斉休工日」に位置付ける。休日が増え小さい女の子が「わーい!みんなであそべる」と喜ぶ様子を表現したポスターを作製。休日取得に取り組む建設業への理解促進とイメージアップを図る。
石津会長は「発注者や建設関連団体と連携しながら、建設業の働き方改革を積極的に進めていきたい」とコメントした。
ポスターのほか、来年3月までの休日が一目で分かるカラー刷りの年間カレンダーも作った。これらを利用して広く一般にも建設業の取り組みを周知していく。将来の担い手確保にも役立てる。
協会は1~2月の一斉休工試行で会員各社にアンケートを実施。若手技術者の入職を促すには必要な取り組みと評価する声があった一方、日給作業員の給与が減り実現は困難と指摘する意見もあった。協会は本年度の活動で問題点を把握し、課題解決を目指す考えだ。
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