◇頼ってもらえるように◇
大学では社会福祉を専攻し、建設業への入社は「全く考えていなかった」という。竹中工務店に入社したきっかけは、母校の就職支援課で偶然見つけた求人票。「文系の自分でも活躍できるフィールドがあるんだ」と知り、建設業への興味が一気に深まった。
就職活動では他業界の採用試験にも応募したが、社風や社員の人柄にひかれ、入社を決めたという。
入社後は5年ほど札幌市に勤務。昨年4月から出身地の北海道白老町にある作業所に異動した。北海道開発局が整備する国立アイヌ民族博物館新営工事の作業所で施工事務を担当する。
当面の目標は「目配り、気配り、心配りができるようになる」とともに、「頼ってもらえる施工事務担当者になる」こと。「当社の社員だけでなく、協力会社の作業員ともっとコミュニケーションをとり、毎日気持ちよく働ける環境作りも目指したい」と、自分なりの目標を掲げ仕事と向き合う日々だ。
プライベートは家族と過ごす時間を大切にしている。白老町の作業所に異動したことをきっかけに現在は実家暮らし。休日はドライブや散歩で気分転換している。月に数回は札幌にも足を伸ばし、友人や同僚との食事で心身ともにリフレッシュしている。英気を養い作業所での仕事にまい進する。
(工務施工事務グループ、あんどう・ちひろ)
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