2019年5月16日木曜日

【施工余力・利益率見据え受注活動展開へ】主要ゼネコン26社、19年3月期決算も好調維持

上場ゼネコン主要26社の2019年3月期決算が15日に出そろった。連結ベースの売上高が初めて2兆円を突破した大林組を筆頭に、大手ゼネコンらの業績は好調で、26社中19社が増収となった。

 工事の採算を示す完成工事総利益(粗利益)率は、17社が10%台を維持しており、収益確保に寄与している。業績の先行指標となる単体受注高も19社がプラス。繰り越し工事高が増える傾向にあり、施工余力や利益率を考慮しながら受注案件を選んでいくことになりそうだ。

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