「ジブリの大倉庫エリア」のイメージ(画像提供:スタジオジブリ) |
「ジブリパーク」は、スタジオジブリ作品の世界を忠実に再現するテーマパーク。全体5エリアのうち、先行して▽青春の丘▽ジブリの大倉庫▽どんどこ森-の3エリアを整備する。スタジオジブリが監修し、設計担当の日本設計と鹿島が実施設計を進めてきた。
今回の工事名は「ジブリパーク整備工事公園緑地整備事業愛・地球博記念公園北口周辺整備工事合併工事」。3エリア整備と公園北口のエレベーター棟に接続する改修などを行う。工期は22年2月28日。
「青春の丘エリア(約0・8ヘクタール)」では「地球屋」「猫の事務所」の建築、エレベーター棟改修、ロータリー広場の造園工事を実施。「ジブリの大倉庫エリア(約0・8ヘクタール)」では、元温水プールを改修し常設展示室5室、企画展示室、映像展示室(約170席)、カフェを整備。「どんどこ森エリア(約1・8ヘクタール)」では「社」「社務所」、管理棟の建築、サブゲート棟の改修・増築、散策路、スロープカーなどの造園工事を行う。これらの工事完了後、演示・展示工事を実施し、22年秋オープンを目指す。
残る▽もののけの里(約0・8ヘクタール)▽魔女の谷(約2・9ヘクタール)-の2エリアについては、本年度に実施設計を行い、21年度に着工、23年度にオープンさせる。先行3エリアと同様、ECI方式を採用し現在、技術協力事業者の選定を進めている。
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