「大雨特別警報の解除」は安心情報ではありません-。
大雨の後に時間差で発生する河川氾濫への注意喚起を目的に、気象庁は「大雨特別警報の解除」を「大雨特別警報の警報への切り替え」との表現に見直した。
国土交通省は切り替えに合わせて、国管理河川の今後の水位上昇見込みなど氾濫に関する情報を発表。あらかじめ国交省と気象庁が合同記者会見を行い、氾濫の恐れがある河川を説明し、住民へ適切に注意喚起を図る。
数十年に一度の大雨の時に気象庁が出す「大雨特別警報」は、警戒レベルが最も高い「レベル5」に位置付けられている。警報に切り替わっても時間差で発生する河川氾濫への注意喚起が必要となる。
国交省と気象庁は「引き続き避難が必要とされる警戒レベル4相当が継続」「大雨は峠を越えたが河川の増水、氾濫はこれから」などと分かりやすい表現で情報を伝えていく。
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