2020年6月24日水曜日

【復興の架け橋、接続完了】気仙沼湾横断橋、年内完成へ工事進む

気仙沼湾横断橋(仮称)は完成すれば東北最長の斜張橋になる
2014年に着工した「気仙沼湾横断橋(仮称)」の橋桁がつながり、21日に宮城県気仙沼市で接続を祝う式典が開かれた。

 全長1344メートル、海上部が680メートルある橋は年度内の完成を目指す三陸沿岸道路(三陸道)の一部で、東北最長の斜張橋。東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼市を含め、地元にとって「復興の架け橋」ともいえる存在だ。

総事業費は約450億円。海上部の上部工はJFEエンジニアリング・IHIインフラシステム・日本ファブテックJV(松崎北沢側)と、エム・エムブリッジ・宮地エンジニアリング・川田工業JV(小々汐側)が担当。舗装や標識設置などを経て12月に工事が完了する予定だ。

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