【１万人規模のコンサートも可能】Ｇメッセ群馬（高崎市）がオープン

　群馬県は１日、ＪＲ高崎駅東口に完成した大型コンベンション施設「Ｇメッセ群馬」の開所式典を開いた。４月中旬に行う予定だったが、新型コロナウイルスの流行を受け延期していた。

　席上、山本一太知事は「ようやくオープンにこぎ着けほっとしている。知事が先頭に立って活用のために奔走していく覚悟だ」と述べた。

　建設地は高崎市岩押町１２。施設はＳ造４階建て延べ３万３７２５平方メートルの規模。約１１万平方メートルの敷地に約１万平方メートルの展示場や２万平方メートル超の屋外展示場、会議室などを備え、多様なイベントに対応できる。国際会議や大規模学会、１万人規模のコンサートなどの開催が可能だ。

　設計・監理は佐藤総合計画。施工のうち建築工事は清水建設・小林工業・タルヤ建設ＪＶが担当。電気設備工事は関電工・川北電気工業・城北電気工事ＪＶ、空調設備工事は新菱冷熱工業・ヤマト・グンエイＪＶ、給排水衛生設備工事はヤマト・パナソニックＥＳファシリティエンジニアリング（現パナソニック関東設備）・グンエイＪＶが担った。