2015年4月8日水曜日

【ちょっと一息】黄金比は1:1.618

 多くの人が美しいと思う建造物や美術作品には、1:1+√5/2という黄金比が潜んでいることが多いらしい。パルテノン神殿しかり、ピラミッドしかり。この比率がどうして生まれてきたのか定かでないらしく、美を追究すると自然に黄金比にたどり着く性質が人間にはあるという説もあるとかないとか。
 なぜ、黄金比の話を冒頭でしたかといえば、1820年の今日4月8日はエーゲ海に浮かぶミロス島で、後に「ミロのヴィーナス」と呼ばれることになる大理石像が発見された日。ミロのヴィーナスは、頭のてっぺんからおへそまでと、おへそから足先までの長さが黄金比になっている、というのは有名な話。フランス・ルーヴル美術館に展示され、外出が大嫌いな女神様。過去に一度だけ海外旅行に出かけたことがあり、その行き先が日本だったのは1964年のこと。

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