【浦山ダムに行ってみた】日本ダム協会の写真コンテスト展示会が始まった！！

これが噂の浦山ダムカレー。かなりボリューミー

　日本ダム協会（宮本洋一会長）が主催するた第１２回写真コンテスト「Ｄ－Ｓｈｏｔ　ｃｏｎｔｅｓｔ」の入賞作品の展示会が１１日、埼玉県秩父市にある浦山ダム脇の防災資料館「うららぴあ」で始まりました。ダムマニアのみなさんが毎年力作を応募し、腕前を競う写真コンテスト。今回、応募総数２３１点の中から選ばれた入賞作品１５点（最優秀賞１点、優秀賞５点、入選９点）が、同館２階の展示スペースで８月３１日まで見ることができます。
　展示会初日には、会場向かいにある水資源機構荒川ダム総合管理所の会議室でオープニングイベントが開かれ、コンテストの審査委員長を務める土木写真家・西山芳一氏が受賞者に賞状を授与。西山氏と審査委員会の窪田陽一委員（埼玉大学大学院教授）による「写真コンテストを語る」や最優秀賞を受賞したｋａｚｕ＿ｍａさんが作品の撮影秘話を語る「入賞作品はこう撮った」なども行われました。

西山委員長から賞状を受け取るｋａｚｕ＿ｍａさん㊧

　

写真コンテンス入賞者のみなさんとパシャリ＠浦山ダム

　ダムをこよなく愛する「ダムマニア」という言葉が聞かれるようになり始めていた１２年前。ダム協内部で「試しにホームページを通じた写真コンテストをやってみようか」という話が持ち上がり、このコンテストが始まったそう。回を重ねてきたコンテストでこれまでに入選した１５０点の作品（第１～第１５回）を収めた写真集「美しい日本のダム」（税・送料込み１６２０円）も発刊されています。
　「ダムめぐり」や「ダムツーリズム」などでダムを訪れる人の数は年々増えていて、見学ツアーと連動した様々な企画も催されています。浦山ダムでも他のダム同様、ダムカードを配布しているほか、うららぴあの食堂では話題の「浦山ダムカレー」をお腹いっぱい食べることもできます。

ダムカードをパシャリ！！

　昨年１０月には荒川商工会青年部が主催したダムでは初めて、マンガやアニメキャラクターなどを車体にデザインした痛車（いたしゃ）が集結したミーティング＆コスプレ撮影会「進撃の浦山ダム」が催され、２回目のイベントも４月１９日に開かれるそうです。８月２９日には、浦山ダムを含めた秩父４ダム（二瀬ダム、滝沢ダム、浦山ダム、合角ダム）をめぐるツアーも開催される予定という。
　後藤恭央荒川ダム総合管理所長は、各種タイアップ企画を含め「ダムを広報する取り組みにこれからも力を入れていきたいと考えています」と話しています。
　イベントや見学で浦山ダムを訪れたら、ぜひ「うららぴあ」で写真コンテストに入賞した力作をご覧あれ。「われこそは」と思い立ったそこのあなた！！迷ってないで写真コンテストに挑戦して「ダム愛」を世間に知らしめるべし！！！