2015年4月15日水曜日

【480トンをよっこらしょ】新名神・八幡JCT橋工事で鋼桁を一括架設

組み立てヤードから移動中の巨大な鋼桁
京都府京田辺市、八幡市内で施工中の新名神「八幡ジャンクション橋(鋼上部工)工事」で、重さ480トンの鋼桁をひと晩で一括架設する工程が行われた。作業は13日夜から14日早朝にかけて実施され、現場近くのヤードで地組みした鋼桁ブロックを、多軸自走台車で約150メートル先の架設位置まで運搬。架設位置の近くにある料金所のスペースを使って桁の向きを変えて、長さ26・7メートルの巨大な桁を所定の位置に固定した。
 施工を担当したのは、IHIインフラシステム・川田工業JV。八幡JCTは、16年度の開通を目指す新名神・城陽~八幡間3・5キロの一部を形成する。工事では、第二京阪や国道1号バイパス、府道交野久御山線上を縦横断する大小9橋の鋼桁架設が行われる。
 深夜の大掛かりな作業は、非常に大きなプレッシャーが工事関係者にのしかかる。一般の方々が作業の様子を見ることは難しいかもしれないが、世のための人のため、人知れず頑張っている人がいることを、できるだけ多くの人に知ってもらいたいと、切に願っている。

所定に位置に架設された鋼桁


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