2015年4月21日火曜日

【ちょっと一息】数学者と新聞記者

 米国の求人情報サイト、キャリアキャスト・ドットコムは先週、14年版「職業ランキング」を発表した。政府が発表した統計データをベースに、職場環境や収入、成長性などを加味して1位から200位までを集計。ネットワークの高度化やビジネス規模の拡大を背景に「数学者」が堂々の1位にランク付けされた。2位~5位は大学教授、統計学者、保険数理士、視覚訓練士の順。世の中に学者がどれだけいるのか定かではないが、大学教授を含め「学の世界は安定しているのか~」などと思う。
 ランク上位はさておき、気になるのがワーストランキング。195位コック長、196位アナウンサー、198位下士官兵ときて、199位、ワースト2位に新聞記者が・・・。インターネットの発達で紙媒体の肩身は狭くなるばかり、ということなのだろう。米国と日本で状況は違う(と信じている)。とはいえ、デジタルの海をでどうやって泳ぎ存在感を示していくのか、さまざまなメディアはその点に大きなパワーを掛けていることは間違いない。
 ちなみにこのランキング、あまりに将来が暗くて集計の対象外にしている職業がいくつかあるという。新聞記者がその仲間に張らないように、デジタルの海の末席?端っこ??で細々とブログを更新していこう、と思う今日この頃。

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