転載元「TEAM NIPPOホームページ」 |
ジロ・デ・イタリアは、毎年5月に3週間にわたってイタリアを一周する自転車プロロードレースで、ツール・ド・フランスと並ぶメジャー大会。NIPPO・ヴィーニファンティーニは今年、国際自転車競技連合(UCI)の最上位チームが集まるプロフェッショナルチームに次ぐ「プロコンチネンタルチーム」に昇格。平均年齢25歳という若手中心のチーム編成などが評価され、ジロ・デ・イタリアの主催者による特別推薦枠(ワイルドカード)での出場が決定した。
「まずはステージ優勝」と大門監督 |
ジロ・デ・イタリアは「走行距離が3400キロ、高低差は4万3000メートルの過酷なレース」(大門監督)。日本人の競技レベルでは完走することさえ難しいといい、プロコンチネンタルチームに昇格して1年目でワイルドカードを得ることは異例だという。今回の出場でロードレースが注目を集め、大門監督は「子どもたちが競技を始めるきっかけになればいい」と話す。
NIPPOは1987年にロードレースチームを発足。日本初のステージレース「ツール・ド・北海道」のオフィシャルスポンサーも務め、日本のロードレース界を支援している。NIPPOの関係者は「2020年東京五輪の自転車競技で活躍する日本人選手を育てたい。この大会はその一歩」と話す。NIPPOの水島和紀会長もジロ・デ・イタリアのレース期間中に現地を訪れ、選手を激励するという。
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